まちの電気工事屋さん 塙工務店 代表の塙京助です。

さて、最近水道工事の特設ページを開設しまして、水道回りのトラブルについてのおさらいをしておきたいと思います。

蛇口の種類

■混合水栓

水周りでこんなの見たことありませんか。

ツーバルブ型は湯と水の栓を同時にひねって調節する線のこと


こちらは「ツーバルブ型水栓」と呼ばれ、水とお湯の栓の量を調節して使用するためのものです。

続いてはコチラ

サーモミキシング型とは湯温が自動的に調節される栓のこと
こちらは「サーモミキシング型」と呼ばれている栓です。
こちらは左側についてる温度を調整し、右側の栓を開けると指定の温度の水が出てきます。

最近の家では

このような「シングルレバー型水栓」が主流になりつつあります。

水漏れについて

水栓というのは数多くの部品から成り立ってます。
ここではシングルレバー型を例にしますが、蛇口の先端部分(吐水口)ですら4つの部品から蛇口を形成しています。
また、レバーや本体であっても同じぐらいの部品があり、全てを組み合わせて完成します。

ですので、使用していればネジがゆるんだり、部品の劣化が原因で水漏れが起こることがあります。
その際、かなり複雑な構造になっているこの水栓、我々のような業者でないと部品の再組立てが出来なくなったとか
あわよくば失くしてしまったり、使えなくなったりすることがあります。

水漏れ以外について

・詰まり

蛇口のフィルターに錆びや砂がついていることがあります。
※砂が井戸からくみ上げている場合
水道管が鉄であれば錆びが付きますし、純度100%の水なんてそうそうありませんので、案外詰まったりするもんです。
この場合はフィルターの汚れを掃除したり、使えなければ交換します。

・スパウトが回らない

スパウトとは

スパウト

左右に位置を調整できるものですが、普段から動かしていないと水垢が付着し、回らなくなります。
最低でも月1ペースで回すようにしましょう。

定期的に回していても、突然回らなくなった場合は修理または交換という事になります。

・温度調節ができない

「サーモミキシング型」で40と書かれたところにツマミを合せても温度が上がらない事案があります。
これにはいくつか事案がありますが、設定環境によっては40度のお湯が出ない事があります。

その場合、温度調節ハンドルを回してツマミの部分を一回外し、40度以上のお湯が出るようにしたり
サーモバルブという温度調節部品を交換したりしなければなりません。

もちろん、こちらも非常にナイーブな修理となるので、是非業者に修理依頼を出してみてください。

 

電気工事と水周り(壁の補修も含め)は密接な関係があります。
それは温度の制御を行ったり、でも水のせいで劣化したりと、負の側面と正の側面を持っています。

何回も言ってますが水漏れは下階に迷惑を掛ける、木なら劣化が早まるなどありますので、ちょっとでも心当たりのある方は我々にご連絡ください!