まちの電気工事屋さん 塙工務店 代表の塙京助です。

我々のブログを余すことなくご覧になって頂いてる方でしたら既にご理解頂いてると思いますが、分電盤をご存知でしょう。

こちらでもお話しましたが、ブレーカーのことを指しています。
※以下、分電盤と呼びます
この時は分電盤がなぜ故障するのか、また故障したときに起きる事とは何なのか。
いずれにせよ分電盤故障が起きた場合に非常にマズい事が起こる、というのはお話させて頂いた通りです。

最近では台風、前回お話させて頂いた塩害により、ウチは塩害は大丈夫だろうかとご心配しているご家庭も多々あるかと思います。

特に分電盤はショートや漏電を完治する重要な機器、定期的に点検していただきたいです
※点検周期はメーカーや利用状況により異なるため、まずは我々にご連絡ください!

今回は分電盤とは何であろうか、こちらに着目していきたいと思います。

分電盤が必要な理由とその機能

まず、分電盤は下記のお仕事をしています。
漏電を感知するための漏電遮断器(漏電ブレーカー)

漏電の原因については上記リンク、またはブログから「漏電」で検索してみてください。

・過負荷、短絡などを感知するための配線用遮断器

電化製品が何かしらの理由で配線がショートし、多量の電流が流れてしまった、といった際に流れすぎ!とストップをかける役割を果たしています。

・電流制限器

一般家庭は使用できるアンペア数が決まってます。
例えば、電子レンジ、ドライヤー、電気ヒーターなど負荷のかかる家電を使用したらブレーカーが落ちますよね。

これは電流制御機が決められた範囲を超えた!と感知し、電気をシャットアウトしてしまうのです。

必要な理由として、もしかしたら火災が起きたり、電気が流れすぎて料金が増えすぎるための安全を守るためです。

高機能な分電盤

中には様々な機能が詰まってる分電盤もあります。

・電気を使いすぎてるとき、音声で知らせてくれる
→直ぐに修理依頼が出せる
・地震を感知し、自動で電気を遮断
・雷が直撃した際に家庭内で流れる高圧電流をカット

特に高機能な分電盤は複雑ですので、早め早めの点検をしてください。

まとめ

分電盤は家庭はなくてはならない、というのもありますが、そもそも法律で設置が義務付けられております

最近の台風や何年も点検していない場合はまず我々にご連絡ください!