まちの電気工事屋さん 塙工務店 代表の塙京助です。

前回お話させて頂きましたが、冬は電気を使用するケースが多いです。

と言うより、夏よりも冬の方が電力消費量が多いと言っても過言ではありません。

ではどんなときに使用するかと言うと・・・

◼️暖房(ヒーター)
◼️コタツ
◼️照明(日照時間が短いため)
◼️電気毛布
◼️ウォシュレットのヒーター
◼️クリスマス用の電球
◼️イルミネーション

などなど、夏に比べるとこれだけの電気を使用しています。

上記に挙げた項目で気づいた点はありませんか?
そう、身体を暖めるための器具に電力を消費している点です。

これらはどのように電力を供給しているのか。
ソーラーパネル?自家発電?いいえ、電力会社から供給されている電力です。
※もちろん、自家発電・ソーラーパネルを使用している方もいらっしゃいますが、かなり少数派です

以前もお話しましたが、コンセントの不調があると上記のことができなくなるのと、指しっぱなしによるトラッキング現象が起こる可能性があります。

コンセントの抜き差しが抜かりなくできていれば問題ないですが、そこまできっちりできる方は少数です。
おさらいになりますが、コンセントのトラブルが起こる原因を見ていきましょう。

長年挿しっぱなし、挿すことが多い

プラグを差し込めば電流が流れます。
長年使い続けていれば配線も劣化します。
しかも今はインターネット環境や冷蔵庫などで常に挿しっぱなしの方も多いと思います。
そうなると、劣化も早くなります。

また、よくある話ですがタコ足配線も劣化理由の一つです。過電流している恐れがあります。

ほこり

生活していればほこりは飛びます。
歩くだけでも、掃除機かけてても・・・

一見きれいに見えるコンセント、実は差込口からほこりが少しずつ入り込んできているのです。

パソコンについても軽く言及しましたが、電化製品とほこりは相容れないものです。

コンセント内の配線が切れている

原因は多岐にわたりますが、大きい地震が来た衝撃で切れてしまう事があります。

なお、劣化の影響は稲○淳二の怖い話よりも怖いです。
下手したら火災が起きる可能性があります!

配線劣化

一言で言えばショートします(短絡といいます)。
ショートすると場合によっては何十倍、何百倍の電流が流れることになります。

この状態で使い続ければ・・・
内部で相当の熱を持ち、発火することがあります。

コンセントカバーの左右ズレ

放電側がズレているだけなら電気が流れないのですが
逃がす側がズレていたら正常に動作せずショートする可能性があります。

まとめ

快適な冬を乗り越えるためにも、まずは定期点検をお願いします!
※しつこくてすみません